未来をただ見守る学校もありますが、エプソムカレッジ マレーシアでは、その未来を自ら築き始めています。当校は現在、英国の「AI in Education (AiEd)」による正式な認定取得に向けて取り組んでいます。この認定は、人工知能を意図的かつ倫理的に活用する高い基準を満たす学校に与えられるものです。この取り組みは、当校が従来から掲げる質の高い教育実践と並行して行われており、重要な前進を示すものです。デジタル技術が世界を変革する中で、私たちは生徒が知識だけでなく、急速に変化する環境で成功するために必要な批判的思考力やスキルを身につけるべきだと考えています。エプソムカレッジ マレーシアは、AiEd認定フレームワークにおいてパスファインダーステータスを取得し、コミュニティ全体で責任あるAI活用を推進していることを誇りに思います。
認定取得に向けた取り組みでは、学校全体での緊密な協力が不可欠でした。教室の教師、指導チーム、リーダーシップ、生徒、保護者の全員が議論に参加しました。教室でのAI活用方法を見直し、スタッフの研修体制を確認し、学生・教師の利用方針を通じて学術的誠実さに関する明確なガイドラインを確立しました。私たちの目標は、生徒がAIを学びの補助ツールとして捉え、創造力・思考力・自立性を高める手段として活用することであり、単なる近道や学習の代替手段としないことです。
この取り組みは、生徒にとって非常に重要です。なぜなら、卒業後の世界では、医療、工学、デザイン、研究、金融、芸術などほぼすべての分野にAIが組み込まれているからです。AIを理解することは大きなアドバンテージになりますが、さらに重要なのは、技術の利用方法について考え、判断できる力を養うことです。情報源の評価、情報の検証、デジタルツールの倫理的使用に関する判断力を身につけることは、責任ある市民として成長するために不可欠です。
このプロセスで最も前向きな成果の一つは、スタッフと生徒が一緒にイノベーションを受け入れ、活用している点です。教師は、AIを活用して授業を充実させ、計画作業の時間を節約し、個別化学習を支援する方法を模索しています。たとえば、学生用Google ClassroomでのGoogle GemsやNotebook LMの活用により、授業単元全体を動画、クイズ、個別チューターなどに変換できるようになっています。生徒たちは、アイデアの草稿作成、文章分析、質問技法の練習、自己仮説への挑戦などにAIを使い始めています。常に重視しているのは「学び」であり、「技術そのもの」ではありません。
認定取得に向けた取り組みを通じて、自分たちの強みを再確認することもできました。当校には学術的誠実さを守る強力な体制があり、好奇心と柔軟性を重んじる文化があります。この認定プロセスは、学校の本質を変えるものではなく、意図的に取り組む姿勢と先を見据える思考を強化するものです。これは、エプソムコミュニティに対して、私たちがイノベーションを真剣に捉え、生徒をAIが不可欠な未来に自信を持って備えさせていることを示すものです。AIの可能性は待ってはくれません。エプソムカレッジ マレーシアも同様です。
Mr Andrew Thompson
Deputy Headteacher, Teaching, Learning and Standards